Service

高精度なリビルド品質により
エンジンパワーアップ!

エンジンオーバーホール

当店は、ハイパワーユニット製作に自信があります。チューニングパーツを一切使わずにオーバーホールするだけでも、高精度なバランス取りを行うことで、メーカーから出荷された状態のエンジンよりも滑らかで速い走行が可能となります。これはサーキットラップタイムはもとより、シャシダイでも実証済み。作業品質に満足していただける自信があります。

分解した際には、不調や不具合箇所、またはその原因となり得る箇所を徹底的に洗い出し、究明し、対策します。そうすることにより、不具合の再発、二次的な不調を防ぎ、結果的にエンジンを長持ちさせることができるのです。基本的にRSの生産ラインよりも高精度な、リビルド品質をもって作業実施をしています。

NAチューン

パワーアップは当店の得意分野の一つです。ハイコンプピストン、ハイカム、ツインプラグヘッド加工、フルバランス、キャブ、スポーツインジェクション…「どれを使いますか?」「メニューを決めてください」と、物を扱っているだけの仕事はしていません。お客様のお好みと用途(ストリート用かレース用か…)など、おせっかいかもしれませんが、可能な限りいろいろとお聞きしたいと思います。

選択していくべき全てのパーツについて、バリエーション、バランス、性格、推定馬力、ライフ、扱い方、後々予測されるメンテナンスコストなどの検討材料を含めて、お客様が最も必要とされている仕様に決定していきます。

ライフスタイルを含め、最適な仕様を選択できることで、安易な仕様変更を減らすことができます。機械に負荷をかけず、能力を最大限活かすことでは、機械を長持ちさせることにも繋がりますので、余分な出費がありません。

ピークパワーを何回転あたりで何馬力ほしいとか、具体的なリクエストをいただくことも可能です。ピストンも、ピッタリのものがなければお作りいたします。場合によっては、ベリリウム合金での製作も可能です。

当店オリジナルのカムシャフトもありますし、精度の高いバルブも作っています。理論と計算に基づき、確信を持って提案および製作しております。

ターボチューン

ずばり、得意分野です。エンジン内部の全パーツの選別と製作に始まり、必要に応じてインタークーラーや排気系のワンオフ製作も行います。これらに加え、取扱うスロットルのバリエーションは、特筆に値します。

オーソドックスなビッグスロットル化 + 左右独立化のツインスロットル(独自開発製品!) + 場合によってはターボ用の6連スロットル(独自開発製品!)などもチョイス可能です。

多連スロットル化の優位性は、NAの場合同様です。レスポンスとトルクUPに加え、スロットルバタフライの合計面積を広く稼ぐことができるので、高出力になればなるほど、その意義が高まります。

自社開発製品

オリジナルサスペンションキット

当社オリジナルのサスペンションキットは、上質な乗り心地をお約束いたします。最大のポイントは、いかにしなやかに動かすか!にあります。つまり、路面へのタイヤの追従性を高めるようにセッティングをすることが肝心です。

当店では、2種類のスプリング(硬いタイプと柔らかいタイプ)を組み合わせて使用します。それにより、コーナリング姿勢を安定させ、コントローラブルで、踏ん張ることができ、且つ乗り心地を向上させます。スプリングレートやショックアブソーバーの減衰力は、車重や各車輪の荷重量の測定値、駆動方式などよって算出します。また、主な用途がストリートかレースかを踏まえ、現車合わせで調整をしています。

計算によって数値を決定していくので、基本的にはどのような車でも適応させることができます。そのため、同様の特性を持たせた足を作ることが可能です。

「長年の経験による勘」とか「玄人のさじ加減」とか、そういったアバウトなものではなく、物理学と数学に基づいたデータで算出します。乗り心地を極めてこそ、安心して大事な人を乗せることができるのです。

オリジナルリフター

いくら走りに徹した仕様の車であっても、ガソリンスタンドぐらいは自由に出入りしたいし、ガレージの出入りでリップが接触しそうという方も多いかと思います。リフターの当然の機能として、ボタン一つで、サスアライメントの狂いが少ない範囲(約5cm)車体を持ち上げることができます。それに加え優れている点は、「ダンパーのストロークをほとんど犠牲にすることなく、重量増も、ほぼ無視できるレベル」ということです。

従来のリフターでは、機器の厚みの分、サスアッパーマウント部分がかさばってしまいます。その結果、サスペンションストロークを狭めてしまうというデメリットがありました。

当店の製品は、作動機器内部をえぐり込むことによって、実質の厚みを約15mmにまで抑え込み、性能を犠牲にすることなく、理想の車高までべったりと下げることができます。

走行性能へのデメリットがないことから、レースカーへの採用も行っております。対応可能車種はポルシェのみではありません。必要がありましたら、車種問わずご相談ください。

オリジナルショートシフト

ポルシェの唯一の欠点、シフト位置とフィーリング。乗用車として乗っている分には、「味わい・独特の癖」と片付けられる部分かもしれません。しかし、速く走りたい向きには、素早い操作をしづらい、不満の生じる点となります。そもそも、ノーマルの低く位置するシフト支点軸は、低重心化の大きなメリットを得たことによる弊害ですから、構造上仕方ありません。ですが、この弊害も解消はできます。

当店の独自開発したショートシフトは、通常のそれとは全く異なる構造で、操作性が格段に向上します。シフトの支点軸を上方に持ち上げることにより、 シフトストロークを短縮すると同時に、ステアリングとシフトノブの距離を大きく短縮しました。当然ながら、走行中の素早い操作においては、大きなメリットとなります。更には、カチカチと確実なシフトフィールが得られますから、「何速かな?」「入ってるかな?」などのモヤモヤから開放されます。従って、操作に自信が生まれ、積極的なアクセルワークに貢献し、運転に集中できます。

最後に、最も大切なポイント!
シフトの正確さが増すということは、大切なエンジンやミッションを人為的なミスから守ることに大きく貢献します。

オリジナル・スペシャル6連スロットル

フルチューンエンジンに最高のパフォーマンスを発揮させるための、当社独自の製品です。

混合ガスを垂直噴射としました

通常は、スロットルボディの側面にインジェクターを付けるものです。当然ですが、スロットル内には斜めに噴射します。まずここで効率が格段に良くなることは、どなたにもお分かりいただけるものと思います。

スロットルボディ内までファンネル形状

エアを最大限に取り込める構造としました。これにより、エアの流速を最大限に稼ぐことができます。

通常以上に想定される負圧に対する、耐久性へのこだわり

全開時の吸気の負圧はすさまじいものです。流速が上がれば上がるほど、バタフライとそのシャフトの空気抵抗が生じてきます。シャフトも少し太めとし、ベアリングも良質の物を使い、精度にこだわって組んでいます。

バタフライの空気抵抗削減

シャフトが通っている以上、バタフライはそれ以上薄くても空気抵抗を下げることができません。そこで、バタフライ自体を流線形とし、この空気抵抗を限りなく低く抑える工夫まで施してあります。

このように、こだわりのギッシリ詰まったスロットルです。

その他サービス内容

コンピューター

MOTECなどのコンピューターセッティングも、もちろん承ります。過去に数十台のセッティングの経験があり、そのデータも保有していますから、多種多様なエンジンの仕様に対応可能です。他店で製作されたエンジンでも、内容が明確であればセッティングのお手伝いをいたします。

オリジナルアンダーパネル

「ポルシェは高速域でフロントの接地感がなくなる」「200キロ程度でフロントが浮いて飛ばせない」と、よく言われます。リヤエンジンで、重心が後ろ寄りであるがゆえに、得られるメリットは沢山あるものの、デメリットも生じます。ダウンフォースを得るために、リヤウイングを装着している方は多いですし、効果的な物も多いです。しかし、車体前方の対策を同時に行わないと、高速になればなるほど、姿勢が後ろに下がり、フロントにますます揚力が加わっていくことになります。

そこで、フラットボトムで、車体底面全体でダウンフォースを発生し、なおかつ空気抵抗も少なくします。空気は、狭い空間を通過する際、速度を上げ、負圧を発生させます。平行で接近させて並べた紙に向かって風を当ててみると、互いに吸い寄せられます。これをベンチュリー効果といいます。
この特性を使えば、車高を落とした車は高速になればなるほど、大きなベンチュリー効果を発生させることができます。

当店では、この特性を最大限発揮させるために、フロント足回りの下側を大きく覆せています。

〒666-0201
兵庫県川辺郡猪名川町杉生字長谷森1-4

[定休日] 不定休 (お問い合わせください)

TEL:072-767-5189